熊野那智大社
2017年5月3日 AM6:30到着。
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は熊野三山の一つ。
熊野夫須美大神が主祭神。
かつては那智神社、熊野夫須美神社、熊野那智神社などと名乗っていました。
熊野十二所権現や十三所権現、那智山権現ともいいます。
熊野那智大社の社殿および境内地は、ユネスコの世界遺産。
大門坂
那智山へ向かう参詣道。
夫婦杉から大門跡まで約600mの石段の道が続きます。
大門坂の名はかつて坂を上り切った場所に大門があたためで、現在は那智山青岸渡寺の仁王門として再現されています。
坂の途中にある多富気王子(たふけ)は、熊野九十九王子の最終王子と言われています。
熊野那智大社
参道の長い石段の上は、右に青岸渡寺があり、左は朱の大鳥居と大社の境内が続いています。
拝殿の奥には鈴門・瑞垣を挟んで本殿があり、向かって右から滝宮(第一殿)、証誠殿(第二殿)、中御前(第三殿)、西御前(第四殿)、若宮(第五殿)が並びます。
正殿の第四殿が最も大きく、若宮の左手前には第六殿(八社殿)があります。
樟霊社(しょうれいしゃ)の胎内くぐり
境内にある樹齢800年の楠は平重盛のお手植えと伝わる御神木。
願い事を書いた護摩木を手に、洞をくぐって開運祈願をします。
那智山青岸渡寺
青岸渡寺(せいがんとじ)は、天台宗の寺院。
西国三十三所第一番札所。
山号は那智山。
本尊は如意輪観世音菩薩。
本堂および宝篋印塔は国の重要文化財です。
三重塔
那智山のシンボル的な存在。
朱塗りの三重塔。
江戸時代に焼失したが昭和47(1972)年に再建されました。
那智の滝(飛瀧神社)
那智の滝は原始林に包まれた高さ133mの断崖から流れ落ちる荘厳な滝で、一段の滝としては日本一の落差を誇ります。
那智山信仰の原点。