姿勢

猫背

猫背の方の多くが頸椎の前弯が少なくなるストレートネックを併発しています。
これは背中を丸めて座っている時に頸椎の弯曲と胸椎の弯曲が合わさって一つの大きな後弯になっている事が影響していると思われます。

医学的には“円背”と呼び、脊椎の胸部の後弯が強くなったものをいいます。
原因は先天性のもの、加齢による変形性脊椎症によるもの、圧迫骨折による楔状変形や発達障害であるショイエルマン病を除き、日常生活での不良姿勢によるものがほとんどです。
特に児童期、思春期の座位姿勢の悪さが大きく影響します。
成人してからも事務職や研究職の方のようなデスクワークがほとんどを締める方は座位姿勢の影響による猫背になる確率が高くなります。また、製造業や理・美容師の方のように手を前の方で使い、前かがみになる事が多い方も猫背になりやすいと言えます。

猫背の方の多くが背中の丸さの代償として腰の反りが強くなっています。
ですので姿勢を良くしようと胸を張っても肝心の背中が伸びずに下っ腹を突き出すように
なり、腰に負担がかかり腰痛を起こすことがあります。

また、頸椎はストレート化し、加えて顎を突き出すクレーンネック状態になる事が多いよう
です。

ご本人が猫背と思っていても実はそうでない場合があり、その代表的なものが
“平背”です。
平背は胸椎の後弯が少なくなった状態ですが肩関節が前方に移動しているいわゆる“巻き肩”の方は肩甲骨の内縁がせり出すために横向きになって鏡に写した時に猫背のように見えます。
しかしながら、肩甲骨の間の背骨を触るとまっすぐ、もしくは凹んでいる状態になっています。
また、その様な方は代償として平坦になっている部分の上下の部分(首の付け根と腰の上部)に強い屈曲による背骨の出っ張りが見られます。

一見すると背中が丸いように見えるが、首の付け根と腰の上部が出っ張っている状態。

猫背改善

猫背は長年かけてできた背骨の癖です。
多くは、座っている時の姿勢が原因で、丸くなる状態が長時間続くために背骨の関節の動きが悪くなったり、周囲の靱帯や筋肉に短縮が起こることによって形成されます。そして、それらが邪魔をして正しい姿勢をとることを困難にしているのです。
一般的には背筋が弱って起きると言われますが、それならお年寄りは全員猫背でスポーツマンに猫背はいないということになりますが、現実は双方とも当てはまらないことを見ればそれだけでないことは明らかです。
正しい姿勢にするためにはまず、関節機能を回復させるための運動を行い、次に縮んだ組織をストレッチしてあげる必要があります。

① 肩関節が前方に移動したため、縮んだ状態の癖(適応性短縮)がついた胸の筋肉のストレッチ。
② 伸びにくくなった背骨の関節の動きを良くする。
③ 縮んだ靭帯のストレッチ。
④ 正しい座位姿勢。

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