自閉症・強迫症

東京医科歯科大学難治疾患研究所の田中光一教授や相田知海助教らは、自閉症や不安な気持ちが続く強迫症などを発症する仕組みを解明した。
脳内で情報処理や免疫反応などに関わる「グリア細胞」の機能が異常になると、脱毛や皮膚傷害になるほど毛繕い行動を頻繁に繰り返すことをマウスでの実験で明らかにした。
九州大学、東京大学、慶応義塾大学、理化学研究所、独ルードヴィッヒ・マキシミリアン大学との共同研究。

脳を興奮させる神経伝達物質グルタミン酸が過剰に働くことで繰り返し行動を引き起こすと推定されていたが、詳しい仕組みは分かっていなかった。
 
グリア細胞中でグルタミン酸を同細胞内に取り込むたんぱく質「GLT1」に着目。
GLT1を欠損させた遺伝子改変マウスを作製し、10分間の観察で毛繕い行動の時間を調べた。
通常のマウスに比べ遺伝子改変マウスは9倍の225秒間、毛繕い行動を繰り返した。
 
さらに同マウスの脳をスライスし、電気生理学的な方法で脳の神経活動を調べた。
運動の制御に関わる脳の部位の間でのグルタミン酸による情報伝達が過剰に働いていることを突きとめた。
そこでグルタミン酸による神経細胞の過剰な興奮を抑える薬剤「メマンチン」を同マウスに投与すると、病的な繰り返し行動の時間を50秒に減らせた。

参考文献 http://www.scienceplus2ch.com/archives/4992902.html

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