腰痛

腰痛は厚生労働省の国民生活基礎調査で日本人が最も悩まされている体の症状だ。
その背景には年を重ねることといった原因がある一方で、改めれば症状が治るようなリスク要因もあり得る。
このたび修正可能あるいは治療可能なリスク要因として、「ニコチン依存」「肥満」「うつ」「アルコール依存」が重要であると分かった。
2015年米国整形外科学会(AAOS)年次総会で、米国の研究グループが報告した。

○米国人の3分の1が腰痛に悩む

腰痛は米国でも重要な問題であるようだ。米国疾病対策センター(CDC)の2012年全国調査によると、米国人の3分の1近くの人が腰痛に悩んでいる。研 究グループによると、米国では多くの大人が慢性の腰痛に悩んでおり、このリスクファクターを同定し、経済的負担、精神的負担を軽くすることが重要になって いる。

研究グループは、2600万人の医療記録からなるデータベースに基づいて腰痛のリスク要因を検討した。
検討対象のうち120万人が腰痛と診断された。

○肥満だと腰痛の発症率が6倍高い

その結果、一般の腰痛の発症率は4.54%。それに対し、ニコチン依存がある人は16.53%、アルコール依存は14.66%、BMI>30の人では16.75%、うつ症状がある人は19.30%であった。
一般の人と比べ、それぞれ発症率が4.49倍、6.01倍、5.51倍、3.33倍高いと分かった。

結論として、ニコチン依存、肥満、うつ、アルコール依存が重要なリスク要因であり、腰痛の罹患率・医療のコスト・将来的な障害の可能性を最小にするためにはこれらを治療、修正するとよいと考えられた。

ニコチン依存と肥満をはじめ日本でも腰痛との関係では目が行かないところかもしれない。注意すると良さそうだ。

参照 http://www.scienceplus2ch.com/archives/4998484.html

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