食欲を抑制

自治医科大学は1月15日、マウスを用いた実験によって、末梢投与したオキシトシンが「求心性迷走神経」を活性化して脳へ情報を伝達し、摂食を抑制する新しい経路を発見したと発表した。

同成果は、同大学統合生理学部門の岩﨑有作 助教、矢田俊彦 教授らによるもので、2月1日付の米学術誌「American Journal of Physiology – Regulatory, Integrative and Comparative Physiology」に掲載される予定。

下垂体後葉ホルモンとして知られるオキシトシンは末梢(腹腔内)投与すると、摂食を抑制し肥満を改善することが報告されているほか、最近では肥満お よび自閉スペクトラム症患者に対する経鼻投与の臨床試験が行われている。しかし、血中のオキシトシンは脳内に移行しにくいとの報告があり、どのような経路 で脳に情報を送っているかは不明だった。

実験では、オキシトシンはマウスから単離した求心性迷走神経細胞を活性化した。さらに、オキシトシンをマウスの腹腔内へ投与すると、求心性迷走神経の投射先である延髄孤束核を活性化し、摂食を抑制したという。これらの作用は求心性迷走神経を遮断すると消失した。

同研究グループはこの成果について「オキシトシン末梢投与による求心性迷走神経の活性化が摂食を抑制し、肥満・過食に対する有効な治療経路となることを示している」とコメントしている。

同研究グループが陽電子放出断層撮影(PET)を用いて、動作が回復した直後の脳の変化を調べたところ、損傷した領域の活動は減少していたが、損傷 前よりも活動が上昇した脳領域が複数認められた。また、損傷後数カ月経過した回復の安定期の脳活動を調べたところ、損傷近くの領域で活動の変化が見られ た。

さらに、この脳の変化が機能回復に貢献しているかどうかを検証するために、回復直後と回復安定期に、変化が認められた領域の活動を薬剤によってブ ロックした。その結果、手の運動障害が再発したことから、これらの領域の脳活動の変化が、損傷した手の運動機能を担う領域を肩代わりしていることが確認さ れた。

同研究グループは「今回の研究成果は、脳機能のメカニズムに基づいた新しいリハビリであるニューロリハビリテーションを構築する上で鍵となる」とコメントしている。

参照 https://resident.mynavi.jp/conts/news/vol43/best1.html

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